お客様のお手持ちの着物に、中野みどり作の“名古屋帯”を取り合わせた着姿をご紹介します。
譲り受けた着物、親の代の着物などとも取り合わせて愉しんで下さっています。
NEW!!◎薩摩絣着物+紬帯「緑蔭」◎
11月下旬に撮影。中野の着姿です。
薩摩絣の着物に自作の帯を取り合わせました。
灰緑系の経糸の濃淡にヤマモモの太い節糸を
七子織りで横段にした「緑蔭」です。
帯揚は梅染めのゴールドベージュ。
(帯・帯揚/中野作)
NEW!!◎木綿着物+花織帯「御身衣」◎
5月初旬に撮影。
ラオスの木綿の着物に、
花織帯「御身衣」を取り合わせ。
モッコクと桜で染めた
グレイッシュピンクの花織帯は、
角度や光線で色の印象が様々に変わります。
梅の枝で染めたグレーの帯揚げと
白に近い薄ピンクの帯締めを合わせて、
初夏に向かう爽やかな季節の装いです。
(帯・帯揚/中野作)
◎大島+絣帯「里山」◎
11月下旬の装い。
ブルーグレーの大島紬に、
絣の帯「里山」(中野作)を取合せ。
絣の黄色と紺をアシンメトリーに配し、
締める向きによって、
前柄の主役の色が変わります。
この日は黄色が多く見える向きに締め、
濃い紫色の帯揚げを添えて、秋らしく。
クールな印象の着物と、
柔らかなピンクベージュの帯の取合せが
ご本人の肌色をより美しく
引き立てていました。
作品ページでもご紹介しています。
→「里山Ⅱ」
◎お召縮緬+縞帯◎
3月初旬の着姿です。
細かな縞のお召に、オフホワイトの縞帯の取合せ。
脇に少し見える帯締の深緑がアクセントになっています。
よこ糸の太さを変え、シンプルな段を織り出しました。
段の位置をずらしたり、小物の取り合わせによって
表情を変えられる余白のある帯です。
(帯・帯揚/中野作、帯締/櫻工房コレクション)
◎単衣+八寸◎
◎絣着物+段帯◎
9月の装い。
お母様から譲り受けた絣の単衣に、灰緑色の帯「草の根」を取り合わせて。
素朴な絣の着物を現代感覚で着こなしています。
(帯/中野作、帯締/櫻工房コレクション)
「草の根」は、こちらのページでもご紹介しています。
◎結城紬+すくい織帯◎
2月に撮影。
紗綾形文様の結城紬に、
すくい織で横段柄の丸紋を
織り出した帯の取り合わせ。
古典柄の着物と現代感覚の帯を、
柄の違いの妙で愉しむモダンな装いです。
(帯/中野作、帯締/櫻工房コレクション)
帯は作品ページでもご紹介しています。
◎久米島紬+縞帯◎
12月の装い。中野みどりの着姿です。
譲り受けた久米島紬に、
白地に縞の名古屋帯を取り合わせて。
産地の素朴な紬に、シンプルな縞帯で現代的に。
帯締は玉糸を桜で染め、組んで頂いたものです。
(帯/中野作、帯締/櫻工房コレクション)
◎久米島紬+「緑陰」◎
11月下旬に撮影。中野みどりの着姿です。
おそらく戦前のものと思われる手つむぎの糸味のある古い久米島紬に、
紬帯「緑蔭」を取合せ。
「緑蔭」は藍小格子着物の取合せや、
「草紅葉」の着姿でもご紹介しています。
◎薩摩絣+「緑陰」◎
12月上旬に撮影。
上の画像と同じ帯「緑蔭」に、
薄手の滑らかな薩摩絣の着物を
取り合わせました。
凛とした薩摩絣の雰囲気に、
暖色の帯締めで柔らかさをプラスしました。
グレージュの帯揚げは
ヤマモモで染めています。