「紬きもの塾24」お申込み受付開始しました! 受け付け終了しました。
詳細はブログをご覧ください。
Ⅰ.紬基礎コース 全8回 (募集人数 4名)
Ⅱ.染織実習コース 全4回 24年度は未定
※染織実習コースは、前年度までに基礎コースを終了した方が対象です。
Ⅰ.紬基礎コース 全8回
2024年
第1回 4月21日 (日) オリエンテーション ― 紬とは?・宗廣力三作品集、中野作品紹介 ・参加者自己紹介 ・紬塾が目指すもの
中野自己紹介。私の師である人間国宝宗廣力三先生の作品集紹介。産地の紬から作家もの、中野みどりの紬の特徴について。紬の風合い、草木の色について。自然で美しい布に出会い、それぞれの方が自分で歩むべき道を見出してもらいます。
各回の説明、今後準備するものなど。
第2回 5月19日 (日) 「糸、色、織」 ― 紬織りの糸・草木の染色・織の映像を交えて
紬糸や草木で染めること、着物や帯としての織物の風合い、堅牢性について映像を交えて解説。
繭から糸を繰りだしたり、真綿から糸をつむぎ出すワークショップ付き。作る上でも、着る上でも参考になる内容です。
第3回 6月16日 (日) 「とことん着尽くす」 ― 着物の更生・運針
古い着物や親から譲り受けた着物などの生かし方、更生の知恵など。衣食住にまつわるとことん使う実践にも触れます。
短時間ではありますが運針の指導を致します。運針ができれば簡単なものはなんでも縫えますので、運針の基本をご存じない方には指導いたします。上手い下手、器用不器用を問うものではありません。型を覚えてもらいます。
第4回 7月14日(日) 「半衿、帯揚げを染める」 - 工房の庭木を使って絹布を染めます。
生木で染めた色の生き生きとした美しさ、神秘を体感してもらいます。
第5回 10月6日 (日) 「運針で何かを縫う」 ― 伊達〆または腰紐、風呂敷などを手縫いする
夏休みの間に運針を練習して頂き、何かを縫います。縫うものは腰紐でも伊達締めでも、着物をまだ着ていない方は風呂敷、あづま袋などでも構いません。素材を見極めることと手を使って作業することの大切さ、楽しさを体験してもらいます。
第6回 11月3日 (日) 「日本の取り合せ」 ― 帯や小物の取り合せのコツ、ワークショップ、小道具の選び方
単なるコーディネートではない、自然観や異なる素材、世界を絶妙に合わせる日本的な取合せの奥義に迫ります。
素材などの違いによる観点を中心に、下着や小物についても解説します。
第7回 12月8日 (日) 「自然で楽な着方」 ― 名古屋帯の結び方・下着の揃え方・半衿の付け方・着物の仕立寸法
楽で時間のかからない着物の着方を学びます。着物をお持ちでない方は見学をして頂きます。新たに着物を用意して頂く必要はありません。人が着る姿を傍らで見るという機会はめったにありませんので、勉強になります。着慣れている方もいつもと違うやり方は参考になるかと思います。自然な衿の形を作る方法も話します。
着物や帯の仕立は人任せにせず、自分の着方も考慮して、寸法を把握しておくことが大切。そのポイントをお話します。
2025年
第8回 1月12日 (日) 「上質の半幅帯を愉しむ・仕立について」― 半幅帯結び・帯の仕立寸法について・まとめ
上質の紬の半幅帯は、普段着や浴衣用としてだけでなく、お洒落着にも便利です。
結びも簡単で楽なので、五十肩や体調のすぐれない時にも活用して気軽に着物を着ましょう。
帯の寸法、柄の出し方についてもお話しします。
※予備日 1月26日 (日) ― 日程変更があった場合の予備日として
時間: 各回13:30~16:00(染織実習はこの限りではありません)
Ⅱ.染織実習コース 全4回
第1回 「糸をつむぐ」 ― 自分で織る布のための糸をつむぐ&「観ること 使うことの創造性」についてレクチャー(笹山央/工芸・美術評論家)
第2回 「糸を染める」 ― 工房の庭木を使って糸や半衿、帯揚げを染める
第3回 「織りの準備」 ― 糸の糊付け・設計
第4回 「織る実習 」 ― 自分のつむいだ糸、デザインで布を織る(高機使用)
[お申し込み・お問い合わせ]
24年度のお申込み受付は3月16日(土)から。 受け付け終了しました。
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TEL: 080-6775-4892 (企画 かたち21/笹山)
お申込みの際はメールにお名前、郵便番号、ご住所、電話番号を明記してください。
お申込み受付後、一両日中に空き状況や詳細をお知らせします。
※過去のブログなどで塾の内容をよくお読みの上、お申込みください。