NEW!!
’20年秋から翌春に半巾帯の連作を2シリーズ、合計10点制作しました。
これはその10作目「歳寒の三友」の着姿です。
共通のたて糸に様々なバリエーションのよこ糸を入れて制作しましたが、
9作目まで使用したよこ糸を少しずつ使いながら完成させた
集大成的な10作目となりました。
リバーシブルで、手先と垂れを入れ替えて使える4way仕様、
さらに半巾帯は結びによって前柄の位置が変わりますので、
まさに一器多様です。
帯揚を使わない分、存在感のある帯締や帯留で取り合わせを愉しみます。
この日は江戸切子帯留(小川郁子作)を取り合わせました。
この藍染小格子の袷着物は、改まった雰囲気がありながら紬の立体感や奥行きもあり、
様々な場面で重宝しています。
この着物の他の着姿は>>>こちらのページでご紹介しています。