1月中旬の装い
江戸小紋に合わせました。
上質の生地と確かな技術の着物なので、帯も重厚なものが合います。
帯揚げも重めの縮緬で優しいグレイッシュピンクながら、存在感があります。
帯締めも金糸を使ったものです。
(帯・帯揚/中野作)
吉野格子帯「草若葉Ⅰ」を
桜染めすくい織着物(>>>こちらのページでご紹介しています)に
取り合わせました。
吉野格子帯は装いに格をもたせてくれますが、
紬は絹とはいえ半艶消しの風合いなので
大仰になりすぎず様々な場面に重宝します。
グリーンの江戸切子の帯留(小川郁子作)を取り合わせました。
小川さんの切子は大作も素晴らしいのですが、
帯留のような小さな作品にも小川さんの力量が凝縮されていて
彫刻作品を身に付けている充実感があります。