浅葱色小格子単衣着物

 

 

 

 

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5月下旬に撮影しました。

作品集「樹の滴」のプロフィール写真でも着ている、

藍とヤマモモで染めた浅葱色の小格子の単衣着物です。

この日は紬きもの塾の初回でしたが、梅雨の走りで曇り空、

湿度を感じる日に、中藍の着物は目に爽やかです。

 

 

 

 

帯は、紫根染めの木綿の絞り染めで、30年ほど前に求めたものです。

とても締めやすい帯で、花菖蒲の色を思わせるので、この季節によく使っています。

小物は、アイボリーの絽縮緬の帯揚、

紫がかったグレーの帯締を取り合わせました。

 

 

 

 

6月初旬の装い。

名古屋帯「蝉時雨」を取り合わせました。

 

 

 

 

 

 

半精錬の糸を使って透け感を取り入れた帯は、

夏用の帯芯を入れて仕立ててあり、

5月から9月一杯まで着用できます。

 

 

 

 

 

 

梅雨前の蒸し暑い時期ですので、

濃いブルーの絽の帯揚と藤色の帯締めで涼感を取り入れました。

「蝉時雨」の取合せはこちらのページでもご紹介しています。

 

 

 

 

 

 

 

梅雨入りした6月下旬の装い。

同じくヤマモモの地色の紬の半幅帯を取り合わせました。

およそ30年前、半幅帯を制作し始めの頃に試織したリバーシブルのもので、

太めの真綿引き出し糸と細い糸を織り交ぜた力強い趣の帯です。

幅広に仕立ててあり、シンプルな結びでもボリュームが出せます。

 

 

 

 

 

この日は暖色系の面を見せて、

インドネシアのとんぼ玉が飾られた帯締をあわせました。

軽くて洗い張りもできる紬の半幅帯は

これからの汗ばむ季節に重宝します。

こちらの“藍小格子袷着物”の着姿ページ(← クリック)では

同じ帯のもう一面をご紹介しています。

(着物・帯/中野作)

 

 

 

 

 

 

萩の花が咲く頃、9月下旬の蒸し暑い日に、同じ着物に更紗の半幅帯を取り合わせました。

この日、着物の下は半襦袢とヘンプ麻のステテコだけでしたが、

一度洗い張りをして滑らかになっているので裾さばきも気になりませんでした。

 

 

 

 

 

同じく9月下旬の装い。

科布微塵格子の八寸名古屋帯を取り合わせました。

 

 

 

 

 

残暑の厳しい日でしたので、鉄色の帯揚げと薄紫色の帯締で

すっきりとした色合せに。

立体的な紬は、初夏、晩夏の蒸し暑い季節に、

単衣で快適に着ることができます。

(帯揚/中野作)

 

 

 

 

 

5月下旬に撮影。

透け感のある帯と

江戸切子帯留(小川郁子作)を取合せて。

単衣の時期から盛夏まで使える帯です。

(着物・帯/中野作)

 

 

こちらの着物は、作品集「樹の滴」でもご紹介しています

 

 

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同じく5月末の装い。

同じ着物に名古屋帯「蝉時雨」と、ガラスの帯留「湖畔」の取合せ。

こちらの帯も、部分的に透け感を織り出してあり

単衣の時期から盛夏にも使えます。

「蝉時雨」の取合せはこちらのページでもご紹介しています。

 

 

 

 

 

 

6月初旬に撮影。

辻が花の帯と、江戸切子帯留(小川郁子作)を取合せて。

ピンクベージュの三分紐は、桜で染めた玉糸で組んで頂いたものです。

 

 

 

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