単衣着物「華かさね」 縞帯「山笑ふ」

 

 

 

 

NEW!! 

3月末に撮影。

コデマリやリンゴの枝葉で染めた黄色の単衣着物「華かさね」に、

シラカシ、イチイ、コブナグサなどで染めた

縞帯「山笑う」の取り合わせ。

赤城の節糸でざっくりと立体感のある帯です。

まさに山笑う季節にピンクの帯揚げが効いています。

この日は、紬きもの塾の基礎コース最終回でした。

(このページの一番下に、塾の初回に撮影した、

同じ着物と帯に小物違いの着姿をご紹介しています)

 

 

 

 

 

 

 

 

11月下旬に撮影。

この日は紬きもの塾の帯結びの回でした。

開始前に工房の山茶花の前でパシャリ。

袖口の赤系のラインは茜染の色です。

 

 

 

 

 

 

取り合わせのアシンメトリーな柄行きの染め帯を、

塾の後半でいちどほどいて、

柄の位置や長さを計測し作者の意図を考察しました。

この日のように白地と柄の境目を前中心に持ってくることもできますし、

柄をやや多く見せる位置にずらしても、

前柄、お太鼓ともにきれいに見せられることがわかりました。

 

 

 

 

 

 

6月初旬に撮影。

同じ着物に帯は、「山笑う」です。

太鼓中心よりやや下から前柄の中ほどで、

茜染のオレンジ色のラインを境に地色の濃淡が変化します。

この日は、20年度紬きもの塾の初回で、

こちらの着物&帯で参加してくださいました。

 

 

 

 

 

 

着物は20年くらい前の作品で、パーティーにも着られるよう

玉糸を使って光沢感を出して制作しました。

取り合せる帯によって幅広いシーンで楽しんで頂ける着物です。

(着物・帯/中野作)