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3月末に撮影。
コデマリやリンゴの枝葉で染めた黄色の単衣着物「華かさね」に、
シラカシ、イチイ、コブナグサなどで染めた
縞帯「山笑う」の取り合わせ。
赤城の節糸でざっくりと立体感のある帯です。
まさに山笑う季節にピンクの帯揚げが効いています。
この日は、紬きもの塾の基礎コース最終回でした。
(このページの一番下に、塾の初回に撮影した、
同じ着物と帯に小物違いの着姿をご紹介しています)
取り合わせのアシンメトリーな柄行きの染め帯を、
塾の後半でいちどほどいて、
柄の位置や長さを計測し作者の意図を考察しました。
この日のように白地と柄の境目を前中心に持ってくることもできますし、
柄をやや多く見せる位置にずらしても、
前柄、お太鼓ともにきれいに見せられることがわかりました。
6月初旬に撮影。
同じ着物に帯は、「山笑う」です。
太鼓中心よりやや下から前柄の中ほどで、
茜染のオレンジ色のラインを境に地色の濃淡が変化します。
この日は、20年度紬きもの塾の初回で、
こちらの着物&帯で参加してくださいました。