ベージュ地格子着物「冬霞」 11月下旬に撮影。 ヤマモモで染めた薄いベージュに、 細かな格子で大きな段を織りだした着物です。 格子の色糸はサクラ、柿、モッコク、茜などで染めた、茶やオレンジ、 グレー、灰青など。 色の濃淡、糸の太細や節、絣状に染めた糸などの効果で、 浮かんでは消えるような柔らかな線です。 この日は秋色の帯を合せて個展にご来場下さいました。 ダークな色味の小物使いの中で帯のカラシ色が効いています。 色で季節感を愉しむ取合せです。 (着物/中野作) 着姿トップへ戻る / 作品トップへ戻る Share By admin | 2018年11月29日 | 着姿, 着物, 草木染手織紬 | ← 灰緑地縞着物 八寸帯「卯月野」 →