3月初旬に撮影。
ヤマモモ、サクラ、柿、などで染めたピンクベージュに
ドクダミで染めた薄赤紫の縞が柔らかく浮かび上がる袷の着物です。
森田空美さんの「きもの美巡礼」に掲載された作品のひとつです。
梨などで染めたグレーの無地感覚の帯と、
小川郁子作の江戸切子帯留を取合せました。
光の加減によって浮かび上がる綾織の市松に、
節のある表情豊かな糸で段をつけて、シンプルながら存在感のある帯です。
小物の取合せを愉しむ余白があります。
(着物・帯・帯揚/中野みどり、三分紐/櫻工房コレクション)
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