2019年度のスケジュールと申込み受付については、2月下旬にご案内いたします
Ⅰ.紬入門基礎コース 全7回 (募集人数 6人)
Ⅱ.染織実習コース(★) 全4回 (募集人数 4人)
2018年スケジュール(下記★印は染織実習コースです)
第1回 4月15日(日) オリエンテーション ― 紬とは?・中野作品紹介 ・参加者自己紹介 ・紬塾が目指すもの
産地の紬から中野みどりの紬の特徴や風合い似合う色について。
自然で美しい布に出会い、それぞれの方が自分で歩むべき道を見出してもらいます。
各回の説明、準備するものなどについて。
第2回 5月13日 (日) 「糸、色、織について」 ― 紬織りの糸・草木の染色・織の映像交えて
紬糸や草木で染めること、着物や帯としての織物の風合い、堅牢性について映像を交えて解説。
作る上でも、着る上でも参考になる内容です。
第3回 6月3日 (日) 「とことん着尽くす」 ― 着物の更生・運針
古い着物や親から譲り受けた着物などの生かし方、更生の知恵など。
短時間ではありますが運針の指導を致します。並縫いができれば簡単なものはなんでも縫えますので、
運針の基本をご存じない方には指導いたします。
上手い下手、器用不器用を問うものではありません。型を識ってもらいます。
第4回 6月24日 (日) 「糸をつむぐ」 ― 自分で織る布のための糸をつむぐ(★)
第5回 7月1日(日) 「麻の伊達〆を縫う」 ― 後半/「観ること 使うことの創造性」について
縫うものは腰紐でも蚊帳タオルの汗取りでも、着物をまだ着ていない方は手ぬぐいで台拭きなどでも構いません。
手を使って作業することの大切さや手縫いの楽しさを味わってもらいます。
「観ること、使うことの創造性」というテーマのレクチャーを工芸評論家の笹山央氏にお願いします。
観ることは文化の基本であり、観る力をつけることが重要です。
第6回 7月22日 (日) 「糸を染める」 ― 工房の庭木を使って糸や半衿、帯揚げを染める(★)
第7回 9月23日 (日) 「織りの準備」 ― 糸の糊付け・設計(★)
第8回 10月14日 (日) 「織る実習 」 ― 自分のデザインで布を織る(高機使用)(★)
第9回 11月4日 (日) 「日本の取り合せ」 ― 帯や小物の取り合せのコツ、ワークショップ、小道具の選び方
単なるコーディネートではない、自然観や異なる素材、世界を絶妙に合わせる日本的な取合せの奥義に迫ります。
素材などの観点を中心に下着や小物についても解説します。
第10回 12月9日 (日) 「自然で楽な着方」 ― 名古屋帯の結び方・下着揃え方・半衿の付け方
楽で時間のかからない着物の着方を学びます。
着物をお持ちでない方は見学をして頂きます。新たに着物を用意して頂く必要はありません。
人が着る姿を傍らで見るという機会はめったにありませんので、勉強になります。
着慣れている方もいつもと違うやり方は参考になるかと思います。
衿芯に半衿を先に付けてから襦袢に取り付ける、自然な衿の形を作る方法もお話します。
2019年
第11回 1月13日 (日) 「上質の半幅帯を愉しむ・仕立について」 ― 半幅帯結び・仕立、寸法について・茶話会
上質の紬の半幅帯は、普段着や浴衣用としてだけでなく、お洒落着にも便利です。
結びも簡単で楽なので、五十肩や体調のすぐれない時にも活用して気軽に着物を着ましょう。
着物や帯の仕立は人任せにせず、自分の着方も考慮して、
寸法を把握しておくことが大切ですのでそのポイントをお話します。
時間: 各回13:30~16:30(染織実習の日はこの限りではありません)
[お申し込み・お問い合わせ]
E-MAIL: メールはこちらをクリック
TEL: 080-6775-4892 (企画 かたち21)
お申込みの際はメールにお名前、郵便番号、ご住所、電話番号と共に
「Ⅰ.入門基礎コースのみ受講」又は「Ⅰ.入門基礎+Ⅱ.染織実習コース両方受講」のいずれかを明記してください。
染織実習コースは、入門基礎コースを修了した方もしくは同時に受講される方が対象となります。
お申込み受付後、折り返し、空き状況や詳細をお知らせします。
※過去のブログなどで塾の内容をよくお読みの上、お申込みください。
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