NEW!!
1月中旬の紬塾最終回の装い。
桜染めのピンクベージュ地に、七子織と平織りを組み合わせたすくい織で、かすかな格子を織りだした着物。絣を織るよりももっと時間がかかった着物。
最終回では半巾帯の結び方もしますが、受講者は紬の半巾でしたので、私は染帯にしました。
抽象柄のランチョンマットを見て、半巾用に注文しました。生地が節紬で、染帯ながら野趣味もあり気に入っています。ところどころに金泥も配され、そこもさりげなくアクセントになっています。
(半巾帯/仁平幸春作)
この日は藍の縞の半幅帯を取り合わせました。
通年使うことができて、洗い張りもできるので、
気兼ねなく締めることができます。
この帯の他の季節の着姿は>>>こちらのページでご紹介しています。
(着物・半幅帯/中野みどり作)
お正月に撮影。
黒地にラメ入りの帯に、
刺繍半衿と深紅の帯揚げ、
幾度か染め替えながら着ている長襦袢の
若草色を袂に覗かせて、
新春の寿ぎを感じる取り合わせ。
母から譲り受け、仕立て直した、
錦紗縮緬の型染めの羽織。
こちらの着物は、
作品集「樹の滴」でもご紹介しています。
(着物/中野みどり作)